オナローグ

まあ、言えた義理じゃないかもしんないですけど、個人的見解では「福袋なんてそんなもん」としか言えないんだよね。探偵ファイルでもちょうど福袋がダメダメみたいな話題やっててタイムリーなんだけど、福袋とは名ばかりの…基本的には要らないものの在庫処分みたいなもんだし、過度の期待をするのもおかしいと思います。商品購入者としては「許せない」という気持ちでイッパイになると思いますし、その点については賛同しますね。ですが、この場合は結果的には「無き寝入り」がほとんどだと思います。

拙もここでこないだ「フランフランのHAPPY BAGを買った」と書きましたが、中身的にはしょーもないもんばっかりでしたよ(笑)「欲しい」わけではなくて「買っちまった以上、使うか…使ってるうちにオラだんだんワクワクしてきたぞ！」的な感じですが(笑)中身の見えないモノを買う時には、やはり仕方の無いことというか、トクするために買うというより、ハズレてもいいやぁ〜的に買わないと憤慨してしまうでしょうね。ギャンブル然り、ハズれるのがイヤなら最初から手を出さないか、必ず良いモノが入ってるという噂のプランタンあたりの福袋を徹夜で買うしか無いでしょうね。失敗しないイチバンの方法は、福袋などではなく、商品決め打ちで、ネットとかで評判やら見まくって、一点豪華主義で買う。これが僕が今までやってきた方法ですが、一番良い方法だと思います。夢は無いと思いますがね(笑)

んで、今回話題になってるのは「商品点数」「販売価格より中身の値段が安い」ってことみたいなんですが、福袋という性質上「福袋を１点売った」のであれば残念ですが詐欺には該当しないような気もします。「そうは思ってなかった」等は通用しないと思うんですよ。食事にいって「こんな味だと思わなかった」「見本と違う」という言い訳が通用しないのと同様だと思うんです。また、販売価格〜についてはあくまでモラルの問題になってしまいそうな気がします。全て犯罪になってしまうんなら、ヤフオクとかで定価より高く売るのは全て犯罪になってしまいますし。あくまで福袋に対しての値段ですから…

とどのつまり、非常に難しい問題ですね。訴えるという方が大勢いるみたいですが、ヘタに詐欺罪などで訴えれば、反訴される恐れがありますし…痛いですよね。商品を販売した以上、詐欺と断定は出来ないですし、ネットのログ等は改竄も出来ますから、本人が認めない以上、証拠には成り得ませんし…刑事事件ではない以上、あくまで立件するのは原告ですし…大変ですよね。ホント。小額訴訟ならまだしも、被害額も少なすぎますし、弁護士に相談しても受けて貰えないでしょうね。結局、１万円以上のカネは簡単にかかってしまいますし…あ、団体でも作れば別なのかな…？

１万円は痛いけど、仕方ないと思うのが一番のトクなのかもしれませんよね。少なくとも、この件で、販売側の人間は、信用がなくなったわけですし。ある意味一番キツいと思いますよ。ニュースまで出ちゃって…

うちもCDの通販等をサイトで表記を明示してやってますが、信用無くすのが一番辛いですよね。至らない点は多いはずですが、物販をやってる以上、お客さんからクレームがついた場合などは、できるだけきちっと対応する努力はしてますがね…もちろん出来ないことは出来ないんですが。内容的なものも、お客さんというか、ユーザーさんの気持ちで制作するようにもしてるんですが、まだまだダメなんでしょうなぁ。きっと(笑)なんにせよ、経営するということは半端な気持ちじゃ出来ません。世のメーカーさん全てにもそう思って貰えれば、美少女ゲーム業界、いや、ゲーム業界全体も、もっと良くなるんでしょうね。